超美麗ドットのインディーゲーム Owlboy をレビュー!

Owlboy2 ゲーム紹介

最近コンビニの冷凍から揚げのコスパの良さに気づいてしまっためとばにです。

今回はこちらのOwlboy(オウルボーイ)というゲームをネタバレしない範囲でレビューしていきたいと思います。

開発はD-Pad Studio。なんとこのゲーム、開発に8年以上も掛かったそうです。8年掛かっただけあってクオリティが素晴らしく、インディーゲームながら随所に熱いこだわりを感じるゲームに仕上がっています。

こんな方におすすめなゲームです。

ドット絵!最高!ドット絵!最高!オマエもドット絵最高と叫びなさい!

天空の城ラピュタのような世界観が好き

それでは、Owlboyについて簡単に説明していきます。

Owlboy

ゲーム概要

公式のトレイラーです。

Steamのリンクも張っておきます。

プラットフォームSteam, PS4, Switch
価格2,480円
ジャンル2D横スクロールアクション、パズルアクション、メトロイドヴァニア
クリア時間10時間程度
プレイ人数1人

3桁か1000円台くらいのゲームが多いインディーゲームの中では少し強気な価格設定ですね。それでも私は買ってよかったと感じました。

ゲームジャンル

Steamユーザー定義タグ ©Valve

Steamのユーザー定義タグです。まとめるとパズルアクションがメインで、メトロイドヴァニア要素もある、といった感じですね。

主人公オータス

主人公オータス
インディーゲームながら超美麗ドットなグラフィック
主人公オータス ©D-Pad Studio

Owlboyのタイトル通り、主人公はこのフクロウ族の少年です。フクロウ族はフクロウを擬人化したような造形をしています。フクロウなので飛んだりできますが、この手のアクションゲームで主人公が最初から飛べるゲームは珍しいですね。

気弱ですが非常に健気なキャラで、幾多の困難に立ち向かっていきます。正直応援したくなるようなキャラです。

基本的なアクションはジャンプ・飛ぶ・突進・つかむくらいです。攻撃は仲間をつかんでオータスの代わりに銃で攻撃してもらいます。仲間は3人いますが、仲間ごとにユニークな特技があり、謎解きや戦闘の必要に応じてつかむ仲間を切り替えることができます。この切り替えはワンボタンんでできるので、ストレスなくゲームを進行することができます。

仲間のゲティをつかんで飛ぶオータス
ゲティの銃で敵を攻撃しよう
仲間のゲティをつかんで飛ぶオータス ©D-Pad Studio

世界観

空に浮かぶ幻想的な世界
空に浮かぶ世界 ©D-Pad Studio

空に浮かぶ壮大な世界が舞台です。加えて、古代フクロウ族が残したオーバーテクノロジーがあり、これがストーリーの随所で絡んできます。空を駆ける海賊(空賊?)が居たりと、ジブリ映画の「天空の城ラピュタ」を連想させます。ストーリーを進めるごとに古代フクロウ族の謎が明かされていきます。グラフィックの良さも相まって、すごく引き込まれる世界観になっています。

ゲーム性

ジャンルの通り、謎解きしながら進んでいくゲーム性です。その中で、収集要素としてコインとメダルがあります。コインはゲーム内通貨のようなもので、集めるとライフアップなどの恩恵が得られます。メダルは世界に3つだけあり、集めて所定の場所にはめると世界観にまつわる裏話が聞けます。これはクリアには不要です。これらの収集要素はマップ上のどこかに隠されていて、そのあたりにメトロイドヴァニア要素があります。

隠された宝箱
探索してコインを探そう
隠された宝箱(中身はコイン) ©D-Pad Studio

良いところ

続いて、良いところについてまとめていきます。

超美麗なドット絵

ドットの描き込みが尋常ではなく、「そりゃ8年以上掛かるわ・・・」と素直に思いました。スクリーンショットでは伝わらないかと思いますが、アニメーションの出来も凄まじく、グラフィックは2Dゲーム界の最高峰にあるかと思います。

ラピュタのような世界観

私は今でも天空の城ラピュタがジブリ映画の最高傑作だと信じているのでかなり引き込まれました。特に古代文明に対して考察するのが楽しいですね。

サクサク進められる謎解き

謎解きに関しては程良い難易度で、私は楽しめました。

気になったところ

続いて、気になったところです。

マップがない

意外とメトロイドヴァニア成分も強いので、マップを見ながら探索ができない、というのは少し厳しかったです。Steamレビューでもそういった意見がちらほらありました。

ファストトラベルがない

ゲームクリアするだけならさほど問題にならないのですが、クリア後に収集要素を集めようとすると結構ストレスでした。広大なマップの端から端まで自分で移動する必要があります。

師匠がやたら辛辣

オータスにはアシオというフクロウ族の師匠が居るのですが、この師匠がやたら厳しいです。まるで会社の上司に怒られているような気分にさせられます。正直言ってパワハラですね。意外と小さい子ども向けではないのかもしれません。

攻略サイト

攻略に詰まった方向けに攻略サイトを貼っておきます。当然ネタバレ注意です。

Owlboy JP Wiki*
攻略チャート

ノーダメージボス攻略動画

おわりに

気になった点もありましたが、それでも2Dフェチな私にとっては最高なゲームでした。グラフィックにピンと来た方は是非遊んでみてください。

ドット絵のグラフィックを重視している方はこちらのINMOSTもおすすめです。

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