私のNBA推しチームであるトロントラプターズがプレイオフ敗退してしまい意気消沈のめとばにです。でもセルティックスとのGAME 6は2回もの延長にもつれ込む大激戦で最高の試合でした。
閑話休題。前回は「SHRUBNAUT」というカワイイ系のメトロイドヴァニアを紹介しましたが、今回もWitchWayというカワイイ系インディーゲームを紹介します。
ブロックを魔法で操作するというだけのシンプルなパズルアクションですが、パズルのロジックが多彩で非常にやり応えのあるゲームでした。
WitchWayについて
トレイラームービーを貼っておきます。魅力が概ね伝わるかなと思います。
itch.ioで配信中
WitchWayですが、世界中のインディーゲームの総本山であるitch.ioで配信中です。価格はこちらで自由に決めることができ、最低$4から購入できます。支払いはPayPalかクレジットカードに対応しています。ちなみにSHRUBNAUTと同じく Andrew Greeson 氏の作です。
ゲーム性
ゲームスタート時点ではジャンプとブロックを押すことくらいしかできません。杖を入手することで一気にゲーム性が変化します。私のミスでスクリーンショットにマウスポインタが映ったりしていますが気にしないでください。
杖で魔法の弾を発射し、それを特定のブロックに充てるとブロックを操作できます。面白いのは魔法でブロックを動かしながらブロックの上に乗れることです。これによって、ジャンプでは行けない高所にも登ることができます。
ゲームの目的はダンジョン内のパズルを解きながら出口を探索していくというものです。ボス戦などはなく、純粋にパズルアクションへフォーカスしたゲーム性となっています。
3つの収集要素
クリアには不要ですが、収集要素は3つあります。是非100%クリアを目指していきましょう。
ウサギ
どういうわけかダンジョン内にウサギが8羽幽閉されており、助け出すことができます。ウサギを助けるためのパズルが別途用意されており、これは比較的高難度であることが多いです。ちなみにウサギを助けるときのモーションがカワイイです。
アーティファクト
ダンジョン内の特別な部屋のパズルをクリアすることで入手できます。全部で3つあります。部屋に入るには鍵が必要で、ダンジョン内のどこかにあります。
目の模様
ダンジョン内のどこかに「目の模様」が隠されており、よく目を凝らすとうっすら見えます。キャラクターが触れると姿を現します。必ず1部屋に1か所目の模様が隠されており、全部で26か所あります。
良いところ
続いて良いところを紹介していきます。
キャラクターがカワイイ
スクリーンショットでは魅力が伝わりづらいところがあるのですが、キャラクターのモーションがとても愛くるしくて良いです。製作者の熱いこだわりを感じます。
骨太なパズル
本当にパズルが良くできていて、子供向けのようなグラフィックながら骨太な難易度になっています。パズルが解けずドツボにハマってしまうこともしばしばですが、そのぶん解けたときのカタルシスが大きいです。特に100%を目指そうとすると高い難易度のパズルを解く必要があり、非常にやり応えがあります。このクオリティのパズルをインディーゲームで作り上げるなんて製作者は天才かと思いました。
メトロイドヴァニア要素もある
ところどころに通路が隠されていたりします。隠し方がメトロイドヴァニアの基本に忠実であり、画面を観察していて違和感のあるところは概ね隠し要素があります。
$4としては丁度いいボリューム
収集要素を集めなければ2時間程度、100%なら4時間程度でクリアできました。1日あれば充分クリアできるボリュームです。ボリュームが少ないというのは確かですが、$4のゲームならこんなところかなと思います。
おわりに
何というか、個人製作のインディーゲームの良いところを凝縮したようなゲームでした。製作者のこだわり抜いたアニメーションやパズルのレベルデザインなど、節々から「このゲームを作りたい!」という熱意が伝わってきました。個人製作の規模でこのレベルのゲームはなかなかお目に掛かれません。おすすめのゲームです。
残念ながらこのゲームは日本では全くの無名で、日本人の実況プレイが全く見当たらりませんでした。カワイイキャラもパズルアクションも受けそうなのでSwitchあたりで展開すれば良いのになと思います。
コメント